« やさしいキスをして | トップページ | アダルトサイトのトラックバック »

2007年11月 6日 (火曜日)

国際貢献とは軍事貢献のことか

005最近の政治関係のニュースは、民主党・小沢代表の辞任問題が中心だが、それも絡みながら、「新テロ特措法」の法案の扱いがどうなるのか、予断を許さない情勢である。

期限切れとなった「テロ特措法」に対する考え方についてはこのブログではなくホームページのほうに詳しく書いたが、最近のNHKや民放のこの問題の扱い方を見ていると、「外国艦船への給油を早く再開しなければ、日本は国際的に孤立する。反対する者は日本のことを考えていない。日本は国際貢献をするなというのか」という自民党の言い分を肯定する立場に立っているように思える。民主党には「野党としての立場上反対したいのもわかるが、メンツよりも日本のことを考えろ」と。

民主党はどうでも良い。というか、昔の「日本新党」「新自由クラブ」「新進党」「自由党」.etc の一連の分裂・合併の歴史を見ても、「自民党で公認されないから民主党から出る」と平然と言う候補者の存在を見ても、憲法第9条を変えたがっている議員の存在を見ても、僕は自民党と民主党に明確な違いがあるとは前から思っていない。日本は早くアメリカのように二大政党制になるべきだと言う人も多いが、当然ながら、そのためには特に「外交政策」に大きな違いがあってはならない。政党が代わるたびに諸外国に対する政策が変わっては困るからだ。だから、二大政党制を唱える者は、「はやく自民党の一党独裁になれ」と言っているようなものだ、と言っても過言ではない。

前置きが長くなったが、外国艦船への給油は国際貢献なのか。アメリカの軍事行動に加担することが国際貢献なのか。アメリカの言いなりになることが世界に平和をもたらすことなのか。ニュースでアメリカの誰それが「日本に期待している」「日本の給油が平和の実現に必要だ」と言ったと、有り難そうに伝える。日本の給油はアメリカとそれに追随する国の軍事行動を財政的に応援しているのだから、そりゃそう言いますよ。それを「国際貢献だ、国際貢献だ」と呪文のように唱えている議員のなんと多いことか。いや、議員ばかりではない。大学教授や政治学者や知識人や何のために出ているのかわからないタレントまで「国際貢献」の大合唱だ。日本は一日も早く「テロとの戦い」に復帰すべきだと。

沖縄での集団自決に関する教科書の記述が、政府の「検定」により歴史から消されようとしている。今の日本は本当に民主主義が守られていると思いますか。今の日本に本当の言論の自由はあると思いますか。教科書も新聞もテレビも、日本が第2次世界大戦に突入していくとき、自らの戦争を「正義の戦争」とし、朝鮮半島や中国への侵略も、「民族解放」の美名のもとに行われていったのですよ。テロとは対決すべきです。だけど、今、アメリカの艦船に給油することが、日本のすべき「テロとの戦い」なのか。

|

« やさしいキスをして | トップページ | アダルトサイトのトラックバック »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/484088/8777785

この記事へのトラックバック一覧です: 国際貢献とは軍事貢献のことか:

« やさしいキスをして | トップページ | アダルトサイトのトラックバック »