« 「棋聖は趙の牙城」に一言 | トップページ | 白菜はキャベツの代用品になれるか? »

2007年11月27日 (火曜日)

殺されるかもしれない

大学には自治会というものがある。僕がいた頃、金沢大学には「●青」「●学同」「●マル」の3組織があったが、教養部では、「●青」と「●学同」の2組織が勢力を争っていた。自治会選挙が行なわれることになり、僕は選挙管理委員になった。詳しい経過は省くが、投票日の夜、僕ともう一人が翌日の開票まで投票箱を大学内のひとつの教室内で守ることになった。

その夜、あるひとつの組織が、40名くらいの集団でその教室を取り囲んだ。選挙管理委員会側にも落ち度はあったのだが、まさかそんな事態になるとは思っていなかった。その組織に僕の名前は知られていたので、「■■君、生きてここから出られると思う?」「■■君、明日も石川門を見たかったら、ここを開けなさい」「■■君、ご両親にもう会えなくなるよ」と脅しながら鍵を開けるよう要求してくる。40対2で勝ち目は無い。当時は携帯電話なんてあるわけが無い。僕の人生の中で「殺されるかもしれない」と真剣に思ったのはこの日だけだ。

結果的にどうなったかについては長くなるので省略するが、投票箱は守りきった。朝までの時間が本当に長かった。若かったから「投票箱は渡さない」としか考えていなかったが、気概も無くなった今なら、あっさり降参しそうな気がする。

|

« 「棋聖は趙の牙城」に一言 | トップページ | 白菜はキャベツの代用品になれるか? »

おもしろ体験談」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/484088/9137961

この記事へのトラックバック一覧です: 殺されるかもしれない:

« 「棋聖は趙の牙城」に一言 | トップページ | 白菜はキャベツの代用品になれるか? »