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2008年1月14日 (月曜日)

豪雪の記憶

今年は雪が少ない。もっとも、昨冬は、2月中旬くらいまでの雪が多いはずの時期にほとんど積もらなくて、それから3月にかけてかなり積もったから、今年もどうなるかはわからない。

さて、金沢で「豪雪」といえば、「サンパチ(38)豪雪」「ゴーロク(56)豪雪」等があるが、38豪雪の記憶は無いが、56豪雪は僕がまだ大学に籍がある頃に起こったので、わりと鮮明に覚えている。金沢には一方通行の細い道が中心部にかなりあるが、1日に数十センチも降るから、大通りの除雪で手一杯でそこまで手が回らず、さらに屋根雪下ろしの雪がその道路に落とされてますます道が狭くなり、車が通るどころか、人が歩くのも地面から1mくらいは高いところ(雪が積もって高くなっている)をやっと歩くという道もあった。また、除雪によって出た雪を捨てる場所として小学校のグラウンドが使われたが、雪が消えた後、グランドには多量のゴミが残り、大きな問題となった。そして、自分で屋根雪下ろしができない老人世帯等の雪下ろしは業者に頼むのだが、値段が跳ね上がるとともに、申し込んでも、順番待ちで、なかなか下ろせず、古い民家は雪の重みで家の倒壊も起こった。

そんな中、ある若者の団体が、ボランティアで、無料での屋根雪下ろしをかってでた。僕もその団体に属していたので、これに参加したのだが、これがかなりの重労働で、数人で1軒の家を下ろすのだが、1日に2~3軒がやっと。本当に腰痛になる。だけど、「こんなときこそ、俺たち若者が頑張らないと」と続けた。しかし、そのうち、ガラの悪い業者から「俺たちの儲け仕事の邪魔をするな」という攻撃がき始めた。また、無料だから、男手がちゃんと確保できる家からも依頼があり、「老人宅優先」と応えると、まるでこちらが人非人かのような悪態をつかれる。さらには、「無料なんておかしい。目的は何だ? 宗教か政治団体の勧誘か?」とかんぐられることもあった。

純粋な好意でのボランティアというのも難しい。あの時期は市民はみんな疲れきっていたから、そういうこともあるのかもしれないが。

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