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2008年2月 3日 (日曜日)

文サ連長屋での悲劇

金沢大学が、まだ金沢城跡内にあった頃、「文化サークル連合」に所属するいくつかのサークルの事務所(?)が入っている木造2階建ての建物があり、僕らは「文サ連長屋」と呼んでいた。大学祭や新入生歓迎祭の実行委員会の部屋もその中にあり、通算3期、この大学祭等の実行委員をやった僕も、日常的に出入りしていた。

あるとき、僕が部屋から出ようとしたら、中にいるメンバーに呼び止められた。ドアのあたりに立って話をしていたが、どうもその話は時間がかかりそうだ。席に戻って座って話そうと思い直し、視線はメンバーのほうに向いたまま、右手でドアを閉めるべくドアノブを手探りで探した。廊下のほうへ右手だけ出したわけだ。そこで「掴もう」として指を握るように動かしたら、ノブとはまったく違う柔らかな感触。振り向くと女子学生の右胸を握っていた。こういうとき、不思議なもので、すぐに手を離すことなく、僕はただポカンと相手を見つめてしまっていた。女性のほうもあまりの突然の出来事に、悲鳴も上げず、逃げようともせず、やはりポカンという感じで固まっている。しばらくして、手を離さなければならないことに気づき、離した後、出てきた言葉は「ど、どうも…」。女性も我に返って、「…どうも」。

故意ではないことは相手もわかってくれたが、その後しばらくは、またその女性に会わないかと、この長屋に入るのが憂鬱だった。

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