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2008年3月 2日 (日曜日)

「あなたが悪いのよ」

小学校の低学年の頃の記憶は、断片的なものしかない。調べればわかることだが担任教師の名前すら今では思い出せない。そんなかすかな記憶の中で、忘れられない出来事が有る。

休み時間だったと思う。校舎の階段で「何段上から飛べるか」というような遊びをしていたのだと思う。友人の●●君が4段くらい上から跳び、続いて僕が飛んだのだが、友人が着地で転んでいたため、その上に落ちるような格好になった。手か足で友人をうまくよけたが、床で胸を強く打ち、少し苦しくてうめいていた所に、ある女性教師が現れた。

僕は苦しがっていた。そんな苦しくてうめいている小学校の低学年の児童に、その教師は「●●君は悪くないのよ。あなたが悪いのよ」と言い放った。それも、3~4回、同じことを繰り返す。「大丈夫か?」とかなんて言葉は一言も無かった。横たわっている僕を介抱するようなしぐさは微塵も無く、立って見下ろしながら、ただひたすら「●●君は悪くない」「あなたが悪い」ということだけ言い続けた。

僕がいつ「悪いのは●●君だ」と言ったか? 自分が悪いのはわかっていた。 ただ、そんな子供でも、苦しがっていたら、まず「大丈夫か」というのが教師ではないかと子供心に思っていた。荒い呼吸の中で、その精神的ダメージで、僕はかなり傷ついていた。

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