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2008年3月 6日 (木曜日)

思い違い ①

子供の頃は、言葉を勘違いして覚えてしまうということが良くある。僕は、「手術」よりも「縫う」ことが痛いことだと思っていた。手術の仕上げのはずの「縫う」ことがだ。

僕が初めて大きな怪我をしたのは、友人とふざけていて道端に倒れこんだときに、通りかかった自転車の車輪に頭部を巻き込まれたときだ。近くの大人に背負われて、家に向かったのだが、僕の頭が血に染まっているのを見た母親の仰天した顔が記憶に残っている。 そして向かったのは「保健所」。当時の門前町(今もそうだが)に、大きな病院などはなかった。

連れられていくとき、僕は何度も母親に頼んでいた。「お願いだから縫うのはやめて。手術にして」と。母親は僕の言っている意味を理解できただろうか? 着いた保健所で医者が、「こりゃ、縫わなきゃ駄目だな」とつぶやいたのを、悪魔の宣告のように今も鮮明に覚えている。

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