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2008年3月16日 (日曜日)

バイクに風呂桶

「Tattoo」という記事に続いて、「六枚町」の銭湯にまつわるお話。

この頃、50ccのバイクを購入した。「YAMAHA RX-50」だ。住んでいた「元菊町」から、銭湯に通うのにもこれを使った。風呂桶にタオルや着替えを載せて荷台に縛り付けての往復だ。

ある日のこと、いつものように帰ろうとすると警察の「検問」に停められた。「酒気帯び運転の取締りかな?」と思ったが、質問等が少ししつこかった。

「どこから走って来た?」
「見てのとおり、風呂の帰りで、あそこの銭湯から今帰るところです」
「何時に銭湯に入った?」
「さあ、40分くらい前ですが ……」
「風呂桶の中を見せろ」
「はい、どうぞ」
「ポケットの中身を見せろ」
「…… いいですけど」

警察官は、「すぐ近くで、バイクの荷台に風呂桶を積んだ若い青年が”ひったくり”をやった」と説明した。そして、服装も僕に似ているという。質問はそれからもしばらく続いた。

僕は、停車させてみたが、酒の臭いがしないので、残念に思った警察官が、多少の嫌がらせでそんなことを言っているのかと思った。しかし、アパートに帰り、しばらくしてからのテレビのローカルニュースで、本当にそんな事件があったことを知った。おそらく僕は「体から出ている湯気」や「タオルの湿り具合」で、本当に風呂に入っていたんだとわかってくれたのだろう。そうでなければ、服装も似ていたというんだから、おそらく、「ちょっとそこまで来てくれないか」ということになっていただろう。

銭湯では、十分に体を温め、「湯気」を出しながら帰りましょう。
      

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