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2008年4月10日 (木曜日)

いきなり男に服を脱がされる

15年ほど前のこと。

その日は風邪をひいていてつらかった。仕事が一段落したところで、職場の近くにあった内科医院に行った。僕がこの医院を利用するのは初めてだ。受付で「風邪です」と伝え、熱を測ったあと、診察室に呼ばれた。

僕が椅子に座ると、お医者さんがこちらに向き直った。2~3秒後、何も言わず、いきなり僕に近づき、両手で僕のシャツをガバッとまくり上げた。そして左手はシャツを持ったまま、右手で聴診器を当て始めた。

これだけのことだが、かなり異常だとは思いませんか?

「こんにちわ」「どうしました?」という言葉がない。
「聴診器を当てますね」とも「胸を開いて」とも言わず、いきなり医者が両手で服をまくり上げる。
僕の横には看護婦がいるのに何もしない。普通、まくり上げるのも、まくり上げた服を手で持っているのも、患者本人か、横にいる看護婦さんの仕事だろう。
背中を見るときも、医者が僕の身体の胴体に手を添えて回す。

はっきり言って気色悪かった。「ホモか?」とさえ思った。注射を打ち薬をもらって職場に帰り、同僚の女性にこの話をすると、「あそこに行ったの? あそこは有名なのよ」と返ってきた。職場の近くに住む彼女も同じ経験があるという。男の僕でさえ気持ち悪かったのだ。女性ならなおさらだろう。どおりで、待合室で待たされることなく、すぐに見てもらえたわけだ。

この医者には二度と行かなかったが、数年後、この医者の名前を地方紙の新聞紙上で見かけた。「犯罪」ではない。しかしあまり名誉なことでもなかった。その内容を書くと名前が特定されやすいので書かないが、申し訳ないが、「さもありなん」というのがその記事を見たときの卒直な感想だった。

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