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2008年4月12日 (土曜日)

特権

「紙ふうせん」というフォーク・グループを知っていますか? というか、「フォーク」という言葉を知らない若者もいるのかな? 昔、フォークグループの「赤い鳥」のメンバーであった平山泰代さんと後藤悦治郎さんが結婚して「夫婦デュオ」としてスタートしたものだ。

僕は、若い頃、金沢にもあった「労音」の団体である「金沢音楽を聞く会」の運営委員をやっていた。そのため、コンサート(「例会」という)では、一般の人が入れないところを行き来できる。ときには歌手の人と談笑もできる。某無名歌手(「うたごえ」に参加している人には有名)とは、金沢に彼が来たとき、なんと二人で飲みに行ったことすら2回あり、かなり「労音運営委員の特権」を行使していた。

さて、「紙ふうせん」の例会の当日、コンサートの場所は金沢市観光会館。僕らの若い頃は、金沢でコンサートといえば、ここか石川県厚生年金会館だった。お客さんの入ってくる前に、「サインを貰っておこう」と思いついたのだが、前もって考えていなかったので、色紙がない。季節は夏で、僕はTシャツにジ-パン姿だった。「よし、このTシャツにサインしてもらおう」

運営委員として動き回っていたから、Tシャツは汗だくだった。マネージャーが「こ、これにサインするんですか?」と、かなり戸惑った様子。さすがに僕も「悪いかなあ」と思ったのだが、後ろにいた平山泰代さんがにっこり笑って「いいわよ!」。そして後藤悦治郎さんも「大事なTシャツに、僕らのサインなんかしていいの?」と言いながら、気さくにサインしてくれた。

二人にはもう何度も会っていたから、僕が運営委員だということは知っていた。もし、僕がまったくの一般人だったら、あの時二人はどうしただろうか?

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