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2008年4月20日 (日曜日)

ダイダラザウルス

1970年に大阪で万博が開かれた。一つ上の姉が中学の修学旅行で行けたのをうらやましく思った記憶がある。その万博会場にジェットコースターが作られた。名前を「ダイダラザウルス」といい、当時は五つのコースがあった。万博が終わった後、跡地は「エキスポランド」という遊園地となり、ダイダラザウルスも人気の高かった二つのコースが残されたのはご存知のとおり。

大人になってから、大阪に遊びに行く機会があり、友人の案内でこのエキスポランドに遊びに行った。僕のお目当てはもちろんダイダラザウルスだ。かなりの高所恐怖症を自覚している僕だが、万博当時「すごい」といわれていたのがどの程度のものか興味があった。友人が尻込みするので、乗ったのは僕一人。

高所恐怖症の人間でも「楽しいかもしれない」と甘い考えを持っていたが、ゆっくり引き上げられていく時点で、すでに乗ったことを後悔した。その後停止するまで何を思っていたかを書いてもしょうがない。僕の後ろの席の若いアベックは、男のほうが泣いていた。そしてダイダラザウルスは、僕に、今後何があってもジェットコースターには絶対に乗らないと固く心に誓わせるのに十分だった。

今、あちこちに「ものすごい」絶叫マシンがあるそうで、テレビでも時々紹介される。タレントが恐がりながらレポートしているが、それでもみんな喜んで乗っているようだ。はっきり言って信じられない。まあ、何度か乗った「大観覧車」ですら、恐くて中で楽しく会話もできない僕が、ジェットコースターに乗ろうとしたことが間違いだった。

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