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2008年4月21日 (月曜日)

お見合い写真

           
フジテレビ系列で、16時から「結婚できない男」の再放送をやっている。まあ、阿部寛が結婚できない男なら、僕が結婚できなくても不思議ではない。   反論は拒否します。(^。^)
      
さて、僕は独身だが、お見合いというものをしたことが無い。それでも35歳くらいまでは、職場を中心に「どうですか?」という話はあった。そしてすべて断ってきた。女性に縁の少ない僕だが、「現在、一番好きな人」以外とは、交際することもしなかった。そして、一度人を好きになると、他の女性を「美人だ」「可愛い」とは思うが、好きになることはない。僕の心の中の定員は「1名様」なのだ。めったに無いことだが、女性のほうから近づいてきても、その人が一番好きな人でない場合には「ごめんなさい」だった。「鏡を見てみろ」「高望みするな」「妥協も必要だ」などと友人は言うが、「誰でもよいから付き合いたい」という男がいることのほうが信じられない。好きだから付き合いたい、抱きたい、結婚したいのであり、付き合うこと、抱くこと、結婚することが目的ではない。
    
若い頃いた職場の関連で出会う人に、世話好きな人がいた。というか、世話好きだということを後で知った。25歳も過ぎた頃、「●●さんは結婚しないの?」と聞いてくるので、「いやあ~、なかなか出会いがなくてね」と応えると、「良い人がいたら紹介しましょうか?」と言って来る。その会話自体が「社交辞令」のつもりの僕は、「そうですね。ぜひお願いします」と答えた。相手の苗字は知っているが、名前を知らないという程度の関係しかない者同士の会話だから、話はそこで終わると思っていた。
    
どのくらい後だったろうか。その人が、僕の職場に見合い写真を持ってきた。いつも来る用事ではなく、僕にそれを見せるためにやってきたのだ。これには驚いた。当時、僕には、僕のことを好きになるという天然記念物に指定したいくらいの女性がいた。「すみません、せっかくですが、僕は、今、見合いをする気はないんです」。
    
それでも「写真だけでも見てください」と開こうとするが、写真を見て断ったら相手に失礼だと思うから、僕は目をそらして、相手の顔写真は見ず、丁重に、そして断固たる態度でお断りした。しかし、世の中には、「お見合いで○組の結婚を成立させた」ということを生き甲斐にしている人がいるらしく、その人もそれ��近かったようだ。その後も定期的にといってもいいくらいお見合い写真を持ってきた。さほど親しくない人に、そこまでされるのは逆につらい。親しい人なら、「もう持ってくるな!」と言えるのだが …… 。
    
ちなみに、最も薦められ、僕も記憶に残っている相手の条件は以下のようなものだった。こんな好条件なら、50歳の今なら喜んで結婚するのだが。
    
    
  一人娘。
  新築の家あり。それ以外に多少の財産あり。
  両親は亡くなっている。兄弟もいない。
  (僕が長男でも)姓だけは相手に合わせて欲しい。
  年齢は少し上だったと思う。
  容姿は写真を見ていないので不明。
      
      
       
     

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