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2008年5月18日 (日曜日)

再会

Ws002126

テレビや映画で、主人公が街中を歩いていて、偶然、恋人や友人に出会うということがよくある。相手が自分でない異性と親しくしている現場に出会うこともある。物語の初めでは、ぶつかって「何よ!」とか口論した相手が偶然自分の職場に入ってきたり ……

「ドラマだから」と言えば身も蓋もないが、果たしてこういう「偶然」とは起こりえるのか? 僕が、この人口40万の小さな金沢の町で30年以上暮らしていて、偶然知人に出会った経験は、たぶん10回あるかないかだと思う。知人から「●日前、△△を歩いていたのを見かけたよ」と言われたのは5回くらいだろうか。どうして、大都会で、電車で数駅離れたところに住んでいる恋人にそんなに偶然に会うことができるのか。不思議でならない。高校時代に多少「可愛いな」と思っていた女性に、卒業後20年くらいたってから出会ったことがあった。銀行の待合室ですれ違ったときに、お互いにふと振り返ったのだ。何処かで会ったはずだが名前が出てこない。相手が「……○○君?」と言ってくれたので、思い出した。「君」をつけて呼ぶ人間は高校時代までの同級生しかいない。それが高校卒業後初めての再会だったが、聞けばそんなに遠くないところに住んでいる。しかし、20年以上も出会うことはなかった。金沢では、移動はほとんど「マイカー」だ。だから、「歩き」と「電車」の大都会よりも見つけにくいことは事実だろうが。

学生時代、僕が一方的に好意を持っていた女性に「偶然の出会い」をするために、彼女のアパートの近くを意味もなく歩いたことが10回くらいあった(人はそれをストーカーと呼ぶ)が、それでも会うことはなかった。もっとも、これは会えなくて良かっただろう。車もバイクも自転車も持っていなかった僕が、商店街から離れたその場所を歩いている理由は、歩きながら考えても、どうしてもひねり出せなかったのだから。

   

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