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2008年6月22日 (日曜日)

プライバシー公開アパート②

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僕がこのアパートに住んでいた期間は、他のそれに比べて短いが、それには理由がある。 「早くこのアパートを出よう」という事件があったからだ。事件というにはオーバーかもしれないが。

僕が引っ越してきてからしばらくして、隣のおばあちゃんが出て行った。しばらくは静かだったのだが、次にその部屋に入居してきたのは若い女性の二人組みだった。一緒に出て行き一緒に帰ってくる。出て行くのは夕方で帰ってくるのは早朝近く。筒抜けの会話からも「水商売」の仕事をしているらしかった。偏見かもしれないが、そういう仕事についている女性は「騒がしい」「うるさい」というイメージがあるが、彼女たちはわりと静かなほうだったので、僕は「若い女性が隣に住んでいる」という利点(何の?)で、「おばあちゃんよりは良い」と最初は思っていた。

それが、そうではなくなったのは、彼女たちの「恋人」か「ヒモ」かはしらないが、男が出入りするようになってからだ。聞こえてくる声や話し方からは「チンピラ」「や●ざ」が連想される。そして、筒抜けの「あのときの声」。これは若い男として最初は興味津々なのだが、ほとんどが僕が熟睡しているときに聞こえてきて目が覚める。度重なるとうるさいし安眠妨害で迷惑なだけだ。彼らの想像できる「職種」からも、「早めに引っ越したほうが良いかな」と思い始めたときに「事件」は起きた。

今から書くことは作り話でも憶測でもない。事実だ。壁の薄さで筒抜けの隣の状態ははっきりと伝わってくるのだ。 女性二人がいる部屋に一人の若い男性が遊びに来ていたのだが、しばらくしてその男の「上司」らしき年配(声でわかる)の男が入ってきた。そして、怖がる三人にあれこれと言っていたが、やがて、若い男の恋人だと思われる女性が「嫌だ」「やめて」と小さな声で泣き叫ぶのだが、「上司」は自分のやりたいことを続ける。しかも残りの二人(女性と若い男)も彼女を助けず、されるままになっているのをただ見ているだけのようだ。これは、隣の僕も本当に怖かった。アダルトビデオさながらの場面が、すぐ隣の部屋で進行したのだ。

翌日、僕はすぐに「不動産屋」を回った。実際に越せたのは1ヶ月以上先だったと思うが、その日まで何かの「とばっちり」が来ないことを祈る日々だった。

     

     

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