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2008年6月14日 (土曜日)

阿刀田高と鈴木一郎

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小説やテレビドラマでの登場人物の名は、どんな風に考えられているのだろう。「古畑任三郎」の「古畑任三郎」はいかにも理屈っぽい人間の感じがするし、「花より男子」の「道明寺司」「西門総二郎」などは、確かにお金持ちの家の雰囲気が伝わってくる。しかし、あまり一般的でない変わった名前は、読者や視聴者がストーリーに共感を覚えるのを阻害するだろうから、「普通の名前で素敵な名前」を考えるのは、意外と悩むことではないだろうか。

さて、10年ほど前に買った阿刀田高の単行本「他人同士(短編集)」を読んだ。その中に「からっぽ」という作品があり、登場人物は男女一人づつ。女性の名は苗字が不明で「広子」、男性の名は「鈴木一郎」という。この「鈴木一郎」という名前をつけるところに阿刀田高のすごさを感じる。あまりに「普通すぎる」な名前なんて、逆になかなか付けられないのではないか。その勇気というか自信というか、新人作家では難しいのではないか。

ちなみに「阿刀田高(あとうだたかし)」は本名らしい。

     

     

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