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2008年7月18日 (金曜日)

ヌードモデル

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「ビキニの水着」「ヌードモデル」と、タイトル名で期待(?)させながら、内容は想像されるものとは違うという、一昔前の週刊誌の「袋とじ」のような記事が続きます。

       

金沢に「金沢美術工芸大学」という大学がある。僕らの大学時代、「美大」と言ったらこの金沢美術工芸大学のことだった。僕は、大学祭の実行委員をやっていたとき、何人かの美大生と知り合ったのだが、その中の一人の女学生とのお話。 美大では、当然ながら授業で「油絵」「水彩画」等を描くのだが、油絵での「女性のヌード」というのは大学でも定番らしい。しかし「男性のヌード」というのはめったに無い。理由は、女性モデルはモデル事務所で手配できるが、男性ヌードモデルを派遣してくれる事務所というのは、当時の金沢では無かったのだ。現在については知らない。

そういう背景の中で、その学生が僕に「ヌードモデルのアルバイトをやらないか?」と言ってきた。別に僕の裸を見たいというのではない。当時、「なり手」のいない授業での男性ヌードモデルを、学生自身も探していたのだ。僕がアルバイトを探しているという話から、「だったら」ということになった。「時給は良いわよ」とのこと。

当時の僕は太ってもいなかったが、筋肉なんてまったく無い、ひ弱な体型だった。「ダヴィデ像」なんかとは比べるまでも無い。しかし、「脱いでくれるなら体型は問わない」らしい。僕がちょっと関心を示したら、彼女は本気で頼んできた。もし僕がモデルになるとしたら、その「講義」の学生は、8割は女性らしい。さらに言えば、「見られている」という意識から下半身に変化があったとしても、「よくあることだから、気にしなくていい」し、「学生は、モデルを男と意識しないから、大丈夫よ」とも言う。1日数時間を1週間くらい続けるだけで、アルバイト料は1ヶ月の「仕送り」の金額を超える。

しかし、最終的には断った。女性がヌードになり、「若い頃の綺麗な姿を写真に残したかった」と言う場合があるが、男でそんな奴はいないだろう。そして、「君も描くの?」と尋ねると「うん」と言う。この「一応友人だが、そんなに親しくもない女性」に見られるということへの抵抗が一番大きかった。また、「女性に見られる」ことよりも「男性に見られる」ことの方が嫌だった。なんとなく「お金のために裸になる男」というのは、女性よりも男性が、同じ男として軽蔑するのではないだろうか。しかし、僕が筋肉モリモリ、贅肉無しの体型だったら、もしかしたら引き受けたかもしれない。やっぱり自分の体型へのコンプレックスが一番だったかな?

      

      

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