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2008年7月 6日 (日曜日)

好きな小説家③ 小松左京

          
        
大きな本屋でないと彼の本は意外と少ない。草剪剛主演で映画化された「日本沈没」の原作者。この作品は僕が高校生か中学生の頃にも映画化されていて、やはり当時の「大作」だった。その当時はヒロイン役のいしだあゆみのセミヌードが見たくて(もちろんSFが好きだったこともある)映画館に行った記憶がある。
       
「霧が晴れた時」(短編集)
彼は、言わずと知れた日本SF界の巨匠だが、同じSFでもコミカルなものから近未来的なもの、ホラーまで、その作風は多岐にわたっている。若い頃、「日本沈没」が大ベストセラーとなり、学校の同級生も皆読んでいた。僕ももちろん読んだが、実を言うとその当時はあまり面白いとは思わなかった。文体にややなじめなかった記憶がある。そのため、彼の作品を購入することはなかった。小松左京のファンになったのは35歳も過ぎてからであるが、そのきっかけとなったのがこの本。角川ホラー文庫の短編集である。
全15編の短編集だが、最初の「すぐそこ」でグッと引っ張られ、最後の「さとるの化け物」まで一気に読んだ。400ページのボリュームだが、途中でやめられなかった。怖い。恐い。表題作の「霧が晴れたとき」は特に秀逸。なぜそのときまで読もうとしなかったのか悔やまれたほどである。
      
ツウ・ペア
女性の「黒髪」は美しい。それなのになぜみんな「茶髪」にするのか。パーマをかけないストレートの黒髪のなんと少ないこと。まあ惚れた女性はどんな髪形でも素敵に見えるが。
有名なホラー映画「リング」の黒い髪は恐かった。「からみつく」「たれる」「まとわりつく」 これも黒髪だから似合うのだろう。お願いだから、シャワーのあとで長い髪を前に垂らすのはやめてください。
      
腐 食
エイリアンものの映画は好きだ。シガニー・ウィーバー主演のシリーズは全て映画館で観た。ただ、敵が明白なものより、不確かな場合のほうが恐怖は増す。映画の題名は忘れたが、「夫は宇宙でエイリアンに寄生されたのか」と怯える妻の恐怖を描いたものがあったが、そちらのほうがおもしろかった。「腐食」では夫が妻に異常を感じていく。
      
      

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