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2008年8月 4日 (月曜日)

異星人の言語

Ws2000128

小さい頃、テレビでアメリカのSF映画を見ていた。特殊撮影はほとんど無いシリアスなもので、精神的な緊張感のあるものだった。登場人物は数人。記憶喪失の主人公が病院で目覚めるのだが、医師や看護婦の態度の微妙な不自然さに疑問を持った彼は、夜、病院を抜け出し、街明かりのほとんど無い道を走って電話ボックスにたどり着く。そして、電話をかけるのだが、通じた相手の言葉がわからない。そして雲が切れると、夜空には大きな月が三つ。「ここは、地球ではなかった」と気付き、驚愕と絶望の中で物語は終わった。

サスペンスの要素の濃い映画で、僕は引き込まれて見ていたのだが、最後のシーンでがっかりした。電話ボックスには「Phone」と表示されていたからだ。人間の医師や看護婦に化けた異星人が、地球人の言語を解析して英語をしゃべるのは「有り」だが、主人公が行くはずのなかった電話ボックスに、地球という星の一部に使われている言語である英語で「Phone」と表示するのは「無し」だろう。おまけに、電話の相手の言葉は通じない(地球の言葉ではない)のに、その文字は英語だという矛盾。子供心に、「ちゃんとつくれよ」と怒りがこみ上げてきた。

僕は、別にアラ捜しをしながら見ているわけではない。しかし、特にSF映画は、好きだからこそ、ちゃんとしてほしいのだ。「ウルトラマン」「宇宙戦艦ヤマト」等は、最初から「ちゃち」だという思いで見ていたから、宇宙人が全員、地球人との会話ではなく宇宙人同士の会話でさえ、日本語をしゃべっていてもいっこうにかまわない。この記事は「言語」に関する記事なのでここでは触れないが、重力や質量保存の法則が無視されていてもかまわない。ただ、それなりの「大作映画」では、納得できる「異星人」であってほしいのだ。「スターウォーズ」シリーズでは思いつく場面は記憶に無い。しゃべる言葉は全て翻訳されていると考えるからだ。だが、「スタートレック」シリーズのある場面で、戦闘の果てに相手の宇宙船を乗っ取ったのは良いが、操作盤が全て英語だったのにはがっかりした。

       

       

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