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2008年9月 3日 (水曜日)

生ゴミ

P1010737

魚関係の仕事をしていた頃の話。

午前 3:00 起床。

午前 3:30 金沢中央市場へ出発。

午前 6:30 その日の仕入れを済ませ会社(売り場)へ。

午前 7:00 従業員が集まり、仕入れたものを搬入。

午前 7:30 搬入も終わり、売り場の準備開始。

午前 8:30 準備も終わり、缶コーヒーと煙草で一服。

…… のつもりだったが、缶コーヒーを買うのに財布が無い。というか、財布の入っているバッグが無い。「トラックの運転席か?」「事務所か?」 だが、捜せども見つからない。「どこに置いたか?」と記憶をたどるが、どこにも置いた記憶が無い。市場の中ではバッグを持ち歩かないから、市場ではないはずだ。いろいろと考えた末、思い当たったのがアパートを出てすぐに捨てたゴミ袋。もちろんゴミ袋の中に入れたのではない。二つあった袋をポーンと投げるときに、一緒にバッグもポーンとしたような気がする。その日は生ゴミを出す曜日だったのだ。

生ゴミは「7:00~9:00」に出すことになっている。しかし、そんな時間には出せないから、出勤する朝の3時過ぎに所定の場所に置く。柵なんか無い。ただの道路わきだ。僕の出したゴミ袋のあたりに、やがて近所の人がどんどんゴミ出しをするはずだが、それまでは僕のもののみ。当然、バッグが道端に捨てられた状態で人目に触れる状態で放置されていることになる。あの頃は「カラスよけ」の網なんか無かった。ちなみに中身は「運転免許証」「銀行キャッシュカード」「各種カード」「現金5万円前後」「ある女性の写真」……

無事にそこに残っているはずもないとは思いつつ、あわてて戻ることにした。9時前後にはゴミの回収の車が来るはずだ。それに間に合うかどうかもわからない。かなり絶望的な気持ちで「所定の場所」に戻ってみると …… なんと、30個ほど出されているゴミ袋の下にそのバッグは残っていた。そして開けてみると中身も無事だ。こんなことは奇跡だろう。そのバッグとは上の画像のものだが、現在はかなり「くたびれた」状態だが、その当時(8年ほど前)はまだ綺麗なバッグだったのだ。一応本皮が使われている。中身に関係なく、見た人が「捨てた物なら持って返ろう」と思ってもおかしく無い。よく無事だったなあ。

いくら早朝の起床で「半分眠っている」状態であったとしても、ゴミ袋と一緒にバッグを捨てる者はいないだろう。そしてそれが無事だったこともすごいことだ。ただ、信じてはもらえないだろうが、僕はこれと全く同じことを、実は1年後くらいにもう一度やっている。そしてそのときも無事だった。「1度」という人はもしかしたら僕以外にいるかもしれないが「2度」という人は本当に僕だけだろう。ギネス記録には無理かもしれないが ……

       

        

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