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2008年10月16日 (木曜日)

夢を見た

           
      
夢を見た。
            
恋人に会いに目的地に向かっている。
途中、誰かが「ここから富士が見えるよ」と言う。
ふと横を見ると山の中で、青空の中、巨大なスクリーンのような枠の中に富士が見える。
しかし、どうも本当の富士と違うような気がする。枠自体が富士の形に靄がかかっているのだ。
枠をはずしてみた。
目の前にあるのは高い山。僕はその山に恐怖を感じる。
円柱形の山だ。直径が500mくらいで高さが2000mくらいの巨大な円柱が目の前にある。
ゴツゴツした山肌は、積み上げられた巨大なハンバーグそっくりな形をしている。
僕はそれを見上げる。
      
いつしかオートバイに乗っている。
前の車がやたら急ブレーキをかけるので危なくてしょうがない。
夜になった。あたりがまったく見えない中で走らせていると、川を渡る高い橋の上に来た。
後ろの車が道に直角にハンドルを切り、闇の中に消えていく。
「危ない。そんなことをしたら川に落ちちゃうじゃないか」と思いながら振り向いて止まった。
僕の走っていた橋も突然の行き止まりで、その先は崖だ。
傍らにたたずむ老人が、「ここは、車やバイクを捨てる道なんだよ」と教えてくれる。
      
目的の家に着いた。
そこには別の男性と結婚した元恋人がいる。
子供たちが大きい。その子供たちと遊んでいると、彼女のご主人がやってくる。
彼は酔っている。「俺はお前を恨んでいない」と僕に絡んでくる。
僕は初対面なのに恨みも何も無いだろうと適当にあしらう。
彼の親戚の人が来て「晩御飯の準備ができました」と言う。もう夕方になっている。
僕は「いや、帰る」と言うが、大勢出てきた親戚が口々に「泊っていけ」と言い、帰れない。
20人くらいの宴会が始まった。仕方なく席に着くと僕の前に膳がない。
舞台のようなところで誰かが踊っている。
僕は自分の膳を求め、移動する。
誰かが素手で持っていた「カレイの煮つけ」を席の隅の膳で、ポイと皿の上にほうり、食えと言う。
別の人間が味噌汁の入った椀をほうってくる。
僕は彼女のもとに近づく。
「今日、僕がここに来たのは……」
ところが、言いたいことが言えない。
言おうとしたことを言うには、この場所が「ありえない」場所だということを伝えなければならない。
しかし、それを言うと、彼女が消えてしまう。
僕は「当たり障りの無いこと」を一生懸命に考える。
………
           
          
僕は昔から、よく夢を見る。目覚めてからも夢の中の記憶がかなり鮮明に残っている。日頃考えてもいないドラマのような展開が夢の中では起こるので、時々「この記憶を書き留めておきたい」と思う。そして「こんな夢を見たよ」と誰かに言いたくなるときもある。小さい頃には、実際に枕元にノートと筆記用具を置いていたころもあった。
     
しかし、実際に「夢の記憶」を文章にしても面白くない。あるいは感動なんかしない。たとえばある小説を映画化しようとしても監督や俳優によりその面白さはかなり違ってくるだろうが、まして自分がその夢のどこに喜怒哀楽を感じるのかは、夢に反映される僕の経験を同じように経験した者でないと伝えるのは難しいだろう。夢の中に出てくる「小物」ひとつひとつに「これはこういう経験があって夢の中に出てきたものだ」という注釈を加えてみても始まらない。
      
本日、昨夜寝不足だったので夕方2時間ほど眠った。そこで見たのが上に書いたような夢。今、目覚めてから1時間くらい経つが、青空の中でそびえる巨大な円柱形の山の記憶がまだ残っている。黒っぽいカレイの煮付けの姿も鮮明だ。それで、「夢日記」として書いてみたが、やはり、この文章では、僕がこの夢から目覚めた直後に感じたことは100分の一も伝えられない。まあ、伝えるには夢の中の登場人物とのかかわりが無くては無理なことは最初からわかっているが。
     
      
    

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