2009年1月 3日 (土曜日)

「GIMP2.6.4」リリース

       
12月30日に「GIMP2.6.3」リリースの記事を書いたが、その舌の根も乾かぬうちに(?)「GIMP2.6.4」が今年に入って「本家サイト」でリリースされた。うーん。いくら年末年始の休日とは言え、さすがにそう頻繁に変更点を調べる気が起きない。それでも10分くらい触ってみたが、特にわからない。バグの修正でもあったのかな?
       
         
      

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GIMPの使い方 ③

        
「GIMPの使い方」の第3弾です。
       

ただ、今回は、
「本当に思いつくまま記事を増やしたいが、過去2回の記事に追加するのはアップの容量が大きいのでそのための小さなページが欲しい」という理由から作成するので、とりあえず、記事のボリュームは過去2回に比べて小さくなっています。また、「基本的なこと」は過去2回の記事で書いたので、あまり触れません。これはそういう記事です。中身は、気の向いたときに少しずつ追加していくつもりです。
            
       
        
① イラストにグラデーションを
        
まず、下のような蝶の画像を準備します。もちろん、「蝶」でも「パンダ」でもよいのですが。
     
   
GIMPで開きます。
「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルを追加」でアルファチャンネルを追加しておきます。
      
     
「ファジー選択」ツールを使います。
      
      
不要な部分で1回クリックします。
       
     
不要な部分が選択されているので、「編集」→「消去」で消去します。アルファチャンネルが追加されているので、消去した部分は透明になります。次の作業のために「選択」を解除しておきます。
         
     
「ブレンドツール」を選択します。
      
       
グラデーションの種類を選び、ブレンドツールのモードを「乗算」に設定します。
          
      
マウスでドラッグします。とりあえず、これで完成です。
      
       
この状態から、「新規ブラシ」として保存しておきましょう。
新規ブラシの作成方法は「GIMPの使い方」に書いたので、ここでは省略します。
            
     
いかにも「合成」とわかりますが、草原に蝶を舞わせてみました。
        
        
        
        
② 遠近スタンプ
        
下の画像から、道路を広げてみます。画像で広げるだけでは通れませんが(~o~)。
     
       
GIMPで開きます。
       
     
「遠近スタンプで描画」というツールを使います。
    
      
まず、「バース(遠近感)の設定」を選択します。
      
     
この状態で画面を1回クリックすると、4隅にグリッドが現れます。
     
         
このグリッドを使いたい角度にマウスで移動します。
      
    
続いて、「遠近スタンプで描画」を線t句します。
        
    
道路をコピーするので、道路の真ん中あたりでパソコンの「Ctrl」キーを押しながら1回クリックします。
        
       
「Ctrl」キーは離して、マウスでドラッグします。
        
         
とりあえず、下のようになりました。
        
      
不自然な部分を普通の「スタンプツール」と「修復ブラシ」で修正します。
「スタンプツール」と「修復ブラシ」の使い方は、「GIMPの使い方」に書いてあるので、そこを見てください。
        
       
おおざっぱですが、とりあえず完成。
        
            
     
③ 距離・角度を測る
     
以下のような画像をGIMPで開く。
        
        
使うのは、下の「定規」ツールのボタン。
              
      
画面上をマウスでドラッグすると、距離と角度が同時に計測できる。
      
      
このとき、「定規」のオプションダイアログで「情報ウインドウを使用」にチェックを入れておけば使いやすい。
      
      
距離と角度は「情報ウインドウ」を開かなくてもイメージウインドウの下部に表示されるが、ウインドウを開いているほうがわかりやすいのだ。
        
     
さて、今回この「定規ツール」を使うのは、車の横のラインを水平にしたかったからだ。ツールで計測したら、下のように「1.95°」の傾きであることがわかった。
      
      
ここで「定規ツール」は用済み。 続いて、「回転」ツールを使う。
        
      
画像をクリックして現れる回転のダイアログウインドウにさきほど計測した1.95°」の数値を入力して実行。
         
       
目的の角度に修正できた。
        
旧記事へのリンク
GIMPの使い方
               
GIMPの使い方 ②
       
       
      

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2008年12月30日 (火曜日)

「GIMP2.6.3」リリース

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GIMPの最新版「2.6.3」がリリースされた。以下、ちょっとだけ触ってみた段階での変更点。

① ツールボックスを常に前面に

「ツールボックスを常に前面に」ということに関しては、本当は「2.6.0」時点でちゃんとなるはずだった。ところがならないので、GIMPの特定のファイルに書き込みをする等のいろいろなことをしていたわけだが、この「2.6.3」でやっとちゃんとできるようになったようだ。だから、逆に言うと、デスクトップの解像度等の理由で「前面は困る」場合には、古いバージョンのGIMPをインストールする必要があるようだ。

② 「最小化ボタン」等

そして、そのことから変更されたと思うことだが、ツールボックスのウインドウには「最小化」のボタンが無くなった。また、パソコン下部のタスクトレイにもツールボックスは表示されなくなった。

③ ダイアログウインドウも使いやすく

さらに、すべてのダイアログウインドウも背面に隠れず、前面に位置するようになった。これは使いやすい! これは別の画像ソフトである「Paint.net」ではすでに使われていた機能だ。この機能がGIMPにあれば良いのにと思っていたのだがやっと実現した。

④ 日本語化

また、『日本語化』が以前よりも少し改善されているようだ。

     

       

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2008年12月27日 (土曜日)

画像ビューワ「Vix」の個人的使い方と設定

        
定番の画像ビューワであるフリーソフトの「Vix」。 これは、その使い方や設定について、「僕のやり方」という記事です。
今までの僕のこのブログでの画像ソフトの記事では、知らない人や使い方がわからない人を対象とした「マニュアル」的な記事が多かったのですが、それはGIMP等の多少難しいソフトでは良いのかもしれませんが、まさかインストールした「Vix」が使えないという人もいないでしょうから、ここでは、単に「僕のやり方」について書いていきます。デフォルトの設定よりも見やすい・使いやすいと個人的に思っている設定です。
       
まず、「Vix」を開き、左サイドの部分を、自分の都合の良い幅に調整しておきます。あとで変更すると、今から行なう変更が変わってしまうので、最初に「これでOK」という位置にします。
       
       
続いて、以下のボタンから設定画面に入ります。
     
    
そうすると、以下のようなウインドウが現れます。まず、「カタログ」の「表示」を選択します。
    
        
僕は、画像が4枚表示されるように設定します。それが個人的には一番見やすいからです。そしてその4枚のサムネイル(カタログ)の大きさが最大になるようにします。よく、小さいサムネイルで画像をいっぱい表示させている人がいますが、それなら単にWindowsの「MyPicture」で開けば良いわけで、「Vix」を入れている意味が半減すると僕は思っている。今から書くことは、単にそのためだけの設定です。まず、表示情報の項目とフォントサイズを自分の好みで指定します。これらの項目数や大きさで「大きさが最大で4枚」のサムネイルの大きさが変わるから、最初に設定しなければなりません。そのあと、「カスタムサイズ」を選択します。
        
     
カスタムサイズの数値の決定です。
まず、「縦の長さ」を決めます。「表示情報」の項目数により、1桁や2桁というようにこの部分の行数が変わりますが、何度も数字を入れ直して画面の縦方向いっぱいまで表示がくるようにします。大きくなりすぎると画像が二段から一段に変わるので、その一歩手前の大きさにします。
     
     
次に「横の長さ」です。これも、「横」と同様に、画像が2列と1列の変わり目ギリギリの大きさにします。
この方法で決定した僕の現在のカスタムサイズは、 「690×435」です。これはパソコンの画面解像度等で変わるので、人それぞれ別々の数値になります。もちろん、これは画像のアスペクト比を変更してその大きさで表示するというわけではなく、横長のものの幅の最大が690で、縦長のものの高さの最大が435だという意味です。アスペクト比を変更したら画像ビューワを使う意味がありません。
           
       
さて、このサムネイル情報は、一度でもフォルダを「Vix」で開くと、「カタログファイル」として自動作成されますが、そのファイルの作成場所がデフォルトでは「その画像があるフォルダ」となっています。ですからフォルダが300個あれば、それぞれ300個のフォルダの中に別々に1個づつカタログファイルが作られます。これは、ぜひひとつのフォルダに集めましょう。任意でそのためだけのフォルダを作り、そこに作られるように変更します。
      
     
なぜ、そんな設定をするかというと、カタログファイルを一度に削除できるからです。たとえば、パソコンから「Vix」をアンインストールする際、プログラムが削除されても個々のカタログファイルは残ってしまいます。一箇所にまとめておけば、このフォルダさえ削除すればカタログファイルは残りません。また、実は、前述の「カスタムサイズ」設定にも大きく影響してくるのです。
     
     
上の画像で、1枚だけ「240×180」とう小さなサムネイルのものがあります。なぜこうなったかというと、最初、設定でサムネイルのサイズを「240×180」にしている状態で、一度フォルダを閲覧し、その後「690×435」のカスタムサイズに変更し、その状態のところへ画像を追加したからです。つまり、一度できたカタログファイルの大きさはあとで大きくできないのです。その場合、一度カタログファイルそのものを削除し、新たに閲覧すればよいのですが、この「削除」という作業がカタログファイルが別々のフォルダに入っていると、非常に面倒なのです。まとめて一括で削除すれば楽なのです。
         
さて、次に「画像の表示」の「画像ウインドウ」の項目です。
これはまったくの好みでしょうが、僕は画像サイズ調整はあえて「しない」に設定しています。これは、開いたときに実際の大きさがわかるから画像の加工のための情報がわかりやすいからと、きめ細かさのチェックに有効だからですが、こればかりは僕の都合なので、特にお勧めはしません。しかし、よく「Vix」の解説サイトでここを「オーバービュー」に設定すると書いてあるが、僕にはその理由がわからない。「大きな画像は全体が見えない」というのがその理由だと言いたいのだろうが、そもそも「全体」はサムネイルで見えているではないか。そのサムネイルから選んでダブルクリックしているはずだ。
     
     
ただし、同じ「画像の表示」でも、「全画面表示」の項目では「オーバービュー」に設定します。これは、スライドショーを見る場合にはこちらのほうが全体が見えてよいからです。スライドショーは全体が見えなくちゃ意味が無いでしょう。
        
    
続いて、画像の「並び順」の設定です。僕は、「画像情報」を「降順」で表示するように設定しています。これは「大きな画像順」です。ただし、560KBとかいう「ファイルサイズ」ではありません。純粋に「縦・横の長さ」です。小さくてもサイズの大きな画像というものはあり、サイズと大きさとは必ずしも比例しません。こう設定することにより、パソコンの壁紙に使う等のための大きさがわかりやすい。
       
     
順序を名前で見たかったりファイルサイズで見たいのなら、なにも「Vix」を使わなくても素直にWindowsの「MyPicture」で開けば良い。せっかくソフトを入れたのなら、「MyPicture」では設定できない方法を使うほうが便利です。
        
     
「ファイルリスト」の設定です。
僕は表示項目に「書庫ファイル」「カタログファイル」等は不要です。また、画像がJPEGなのかBMPなのかという情報は欲しいので、「拡張子」は表示させます。
        
    
画像の修正等の使い方は、ここでは触れません。僕は画像の修正は「GIMP」等の別のソフトを使います。
       
       
       

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2008年11月15日 (土曜日)

「Yahoo 知恵袋」への回答のための記事

       
「Yahoo 知恵袋」にて、僕のブログの記事である「Pixiaの使い方(画像の合成)」の内容に関する上記のような質問を発見した。そんな「Pixiaそのもの」に関する質問ではなく、「Pixiaについて書いてある記事」に関する質問もあるのかと思いながら、せっかく見つけたので、回答することにした。
     
下のような2枚の画像を準備して ……
     
以下のように、レイヤーの新規貼り付けまで進みます。
      
      
次に「領域ーフリーベジエ曲線」で囲むと、下のように領域外の部分はグレーになります
       
      
これが、下のようにグレーにならないのは ……
       
      
下のように、マウスのドラッグで曲線を描く際に、「終点」をきっちりと「始点」に合わせていないからです。この状態では、フリーベジエ曲線を描いただけで、フリーベジエ曲線で範囲指定したことにはなっていません。ですから、この状態で領域を反転しても、そもそも領域が作られていないので、意味はありません。
      
     
きちんと「始点」と「終点」を合わせれば、ちゃんと次の段階に進めるはずです。
         
      
      

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2008年10月 2日 (木曜日)

GIMP2.6.0 公開される

       
「GIMP」の大きなバージョン・アップがあった。 「2.4 → 2.6」
         
しかし、インストールして、少しだけ使ってみての感想は、「2.2 → 2.4」のときほどのインパクトは感じなかった。インターフェイスの変更は、慣れないだけだが、多少扱いづらい。便利になった部分もあるが、「そこをせっかく変えたのなら、同時に、ここをこうなるようにすべきだろう」と思う部分もある。
    
なお、「マイコミジャーナル」に書かれている「描画機構にも改良が加えられている。従来のGDK描画機構がCairoベースに置き換えられたことにより、画面要素の透過表示など表現手法が多様化された。内部の描画エンジンが次世代のGEGL (Generic Graphical Library) への移行を開始するなど、将来を見据えた変更も行われている。」…… という点については、当然ながら(?)、なんのことかまったくわからない。
       
        
      

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2008年9月19日 (金曜日)

GIMPで年賀状

     
Googleで「GIMP 年賀状」で検索すると、僕のブログの昨年の記事が上位にヒットするため、その検索で訪れる人がぼちぼち増えてきました。皆さん、まだ9月ですよ。ちょっと気が早いでしょう。…… とは言いつつも、せっかく訪れてくれるので、「年賀状作成」に絞った記事をここで作っておきます。
      
GIMP初心者用の記事です。
       
「GIMP」は、2008年10月1日に「2.6.0」にバージョンアップしました。それで、それにあわせて記事の内容を一部修正しました。以前のバージョンのGIMPとは異なる部分もあります。ご了承ください。
            
       
① 基本的な作り方
          
まず、使う画像をGIMPで開きます。
     
      
「矩形選択」を選びます。
      
       
はがきは「100cm×148cm」の大きさです。その大きさの比率で切り取るため、以下のように設定します。もちろん「縦長」の場合は、比率は「148:100」です。ただし、画像そのものははがきの大きさに小さくする必要はありません。なるべく大きいものを使います。そのほうが綺麗に作ることができます。
      
     
画面上をマウスでドラッグします。 そして、位置・大きさ等を調整します。
       
     
決まったら、「レイヤー」→「選択範囲で切り抜き」。
     
    
以下のようになります。
     
      
続いて、「文字」を入れます。 下のボタンをクリックし、画面を一度クリックしてから、「テキストエディタ」に文字を入力し、フォントの種類や大きさ・色等を画面を見ながら調整します。
      
    
この状態で「レイヤー」のダイアログを見ると、文字だけのレイヤーができています。
     
     
「レイヤー」とは、何枚もの画像が重なっているもので、別々に編集できるものです。
      
    
レイヤーの編集で、最低限知っておいてほしいのは、下の三つ。
      
    
文字レイヤーを回転してみました。
     
    
文字を加工してみましょう。
    
「フィルタ」→「照明と投影」→「ドロップシャドウ」
       
    
続いて、別の写真をドラッグ&ドロップします。
      
      
またまた、新しいレイヤーができています。
      
      
そのレイヤーで、「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルを追加」を実行します。
       
     
「楕円選択ツール」を選びます。
       
      
マウスでドラッグします。
      
    
「選択」→「選択範囲を反転」。 
       
    
「編集」→「消去」で消去。
      
      
「選択」→「選択を解除」。
        
     
レイヤーを移動し、縮小します。
       
       
なお、下のようにもできますが、時間がかかるので、それは別の記事で。
       
      
続いて、イラストをドラッグ&ドロップし、上の場合と同様に、そのレイヤーで、「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルを追加」を実行します。なお、ここで使うのは、イラストの背景が単一色のものです。
     
     
「ファジー選択ツール」を選びます。
      
   
イラストの背景色の部分で1回クリックします。このイラストでは、緑色の部分が選択されます。
       
      
「編集」→「消去」で緑色の部分を消去し、消去したら、「選択」→「選択を解除」で、その選択を解除しておきます。
        
    
移動し、拡大し、回転しました。
      
    
イラストが、文字の上に来てしまったので ……
       
      
レイヤーダイアログで、イラストのレイヤーを選択し、レイヤーの上下ボタンで調整します。
      
     
とりあえず、完成。
     
      
      
② 無料テンプレートの利用
      
GIMPを使って年賀状を作ろうという人は、「無料」で作ろうとしていますよね。そうでなければ、素直に「年賀状作成ソフト」を買うはずです。ですから、素材も無料で集めましょう。ネットで検索して好みのもの(テンプレート、イラス��等)を集めてください。
          
        
テンプレートをGIMPで開き、人物の画像をドラッグ&ドロップし、その人物のレイヤーで、「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルを追加」を実行します。
     
      
編集しやすいように、「レイヤーダイアログ」で、人物のレイヤーの「不透明度」を下げます。
      
     
「移動」、「拡大・縮小」を行なう。たとえば、「拡大・縮小」を行なうとき、下の図の「くさり」をクリックして結合すれば、画像(レイヤー)の縦横比を維持して拡大や縮小ができます。
    
    
下のようになりました。
     
     
「背景」レイヤーを選択し、「ファジー選択ツール」を選びます。
       
     
このフォトフレームは、写真を入れるフレームの部分が灰色なので、楽です。このフレーム内でマウスで1回クリックすれば、「灰色の部分」が範囲選択されます。
     
     
レイヤーは、「貼り付けられたレイヤー」を選択します。
       
    
「選択」→「選択範囲の反転」で選択領域を反転してから、「編集」→「消去」で消去します。下のようになります。そのあとで、「選択」→「選択の解除」から、選択を解除しておきます。
      
       
「貼り付けられたレイヤー」の「不透明度」を100%に戻します。
        
      
今までの作業で、以下のようなものができます。
     
       
       
③ 保存と印刷
     
これで良ければ、「ファイル」→「別名で保存」から名前をつけて保存します。このとき、拡張子も自分でつけますが、画像形式はBMP形式にしましょう。JPEG形式では文字がにじみやすく、年賀状のように必ず文字が入るものには不向きです。BMPだとファイルサイズは大きくなりますが、100枚も200枚も保存するわけではない。印刷の綺麗さを優先しましょう。また、GIF形式だとせっかく挿入した自分の写真が256色になってしまいます。さらに、BMP形式のものは「印刷用」ですが、あとで修正するかもしれないので、レイヤー構造をそのまま保存できるGIMP形式(.xcf)でも保存しておきます。
     
      
もちろん、GIMPでも印刷できます。「ファイル」→「印刷」です。
      
     
「詳細設定」から、各種設定を行ないます。
          
     
しかし、僕は、特にOSを「XP」から「Vista」にしてからは、画像ファイルを右クリックして「印刷」を指示するほうが設定しやすいので好きです。BMP形式で保存したのはそのためです。 ここからの作業については、パソコンやプリンタの説明書を見てください。
          
      
なお、GIMPの詳しい使い方は、別のページでどうぞ。
   
       
GIMPの使い方へ移動
      
       
④ 無料イラストサイト
       
イラストのサイトを調べようとしたら、そのページは「リンク集」で、リンクをクリックしてもまた「リンク集」へ行くということがよくあります。あれはいったい何なんだろう。以下、個人的なお勧めサイトです。「利用規約」にもとづき、ご利用ください。
         
イラストポップ
               http://illpop.com/menuf.htm
    下は、そのページのイラストの一例です。
      
Canonクリエイティブパーク
       http://cp.c-ij.com/ja/
    ペーパークラフトの素材等もあります。
    毎年、その時期になるとここに「年賀状おたすけサイト」が加わります。
         
         
⑤ 葉書の表の印刷
     
せっかく、葉書の裏面をGIMPでつくっても、表を有料の年賀状ソフトで印刷するのでは、意味がありません。表面は以下の方法で、作成してください。
       
① Office Word の「はがき宛名印刷ウィザード」の利用
      
「Word 2003」なら、「ツール」→「はがきと差し込み印刷」→「はがき印刷」→「宛名面の作成」から起動できます。なお、「Word 2007」やその他のバージョンについては、まったく知りません。
        
      
② フリーソフト「はがき作家4 Free」の利用
       
フリーの宛名編集ソフトです。僕は��こちらのほうが使いやすい。おすすめです。
ダウンロードはこちらから。
      
        
        
       

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2008年9月17日 (水曜日)

写真をはっきり?(GIMP関連)

       
読者の方から、GIMPの使い方に関し、「コメント」で次のような質問をいただきました。
     
質問なのですが、デジカメで写真を撮った場合、被写体が小さくなってしまった写真を被写体だけ切りとって、大きい画像にしたら、ぼやけてしまいます。このぼやけた写真をはっきりとさす事は可能ですか? gimpでは無理でしょうか? もし出来るなら教えてもらえますか?
      
コメント欄での返事は難しいので、記事にてご返事させていただきます。 ただ、GIMPの使い方に関するサイトは数多くありますが、僕ほど「何もわからないのに書いている」人はいないでしょう。僕よりも別の方に質問することをお勧めしますが、一応、僕が答えられることだけ書きたいと思います。
      
      
質問は、以下のようなことだと思います。
   
① 元画像 (大きさ;770×578)
     
これを、トリミングする。
トリミングにGIMPを使う必要は無いが、いちおう、GIMPでやる。
       
      
できた画像は「180×123」という大きさ。これを拡大する。
    
② 拡大画像 (大きさ;770×526)
     
この画像が、ぼやけているのではっきりさせたいということでしょう。
        
ですが、小さい画像を大きくするとき、画像ソフトは「無い情報」を知ることはできません。たとえば、上の画像は金沢市の「石川門」の画像ですが、GIMPという画像ソフトが石川門のことを知っているわけではありません。拡大するときに使うのは、あくまでも画像として写っている情報のみです。画像は「ピクセル」単位の四角い色の集まりで、この□の中は単一色です。そして画像ソフトは、たとえば今のように横幅「180」のものを「770」に拡大するとき、この単一色を4個作るのではなく、周囲の色と比べながら違和感の無い色を選択しようとします。ですから「ぼやける」のは必然です。逆にぼやけないとかえって変な写真になるはずです。このことはGIMPばかりでなく高価な有料ソフトでも同じです。
       
      
では、まったく方法は無いのかというと、無いこともありません。
GIMPには多くの「フィルタ」「Script-Fu」があります。その中で、この「はっきりさせる」という目的に最も適しているものは、僕は、下のような「アンシャープマスク」だと思っています。 「フィルタ」→「強調」→「アンシャープマスク」です。
      
      
設定をデフォルトのままで「1回実行」したものと「2回実行」したものが、下の2枚の画像です。
      
③ 「アンシャープマスク」1回実行
④ 「アンシャープマスク」2回実行
       
人物の顔の写ったものでもやって見ましょう。
     
⑤ 元画像-2
      
⑥ 「アンシャープマスク」1回実行
     
⑦ 「アンシャープマスク」2回実行
      
…… 以上、見てお分かりのように、なんとなく「はっきり」はしますが、「画質が荒くなる」のも事実です。 Photoshopなんかの有料のソフトでも、「自動で」行なうものは、おそらくこの「荒くなる」のは避けられないはずです。ソフトにする(=ノイズの除去)と反対のことをやろうとしているはずですから。ですから、僕は、あまりこの機能は使いません。むしろ、多少はっきりしなくても、ノイズの少ない画像が好みです。もっとも、この「好み」を押し付けるつもりはありません。
      
なお、質問の趣旨とはずれますが、画像を加工する場合、なるべくBMP形式(拡張子「.bmp」)で行うことをお勧めします。デジカメ画像はほとんどの場合JPEG形式(拡張子「.jpg」)だと思いますが、「今から加工していく」というとき、まず最初にBMP形式に変換します。変換するとファイルサイズは大きくなりますが、画質が良くなるわけではありません。ただ、「加工→JPEG保存」「加工→JPEG保存」「加工→JPEG保存」を繰り返すと画像はそれだけで劣化します。BMP形式でも、トリミングした画像を拡大すると「ぼやける」のは同じですが、何度も加工をする場合、たとえばトリミングすると拡大しなくても劣化しています。「トリミング→保存」だけでJPEGは劣化するのです。少しでも最初の画像情報を残しながら加工し、最後にJPEGに戻す(ファイルサイズの縮小のため)ことをお勧めします。
     
僕に書けるのはここまでです。
質問本来の回答としては、お役に立てず、申しわけありません。
        
         

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2008年7月13日 (日曜日)

透過PNGとInternetExplorer

      
まずはじめにお断りしておきますが、この記事は、なんだか難しそうな「InternetExplorerのバージョンが7よりも前のもので透過PNGを表示させる方法」についての技術的なことを書いた記事ではありません。単なる過去の失敗談です。もしも、そういうページが見たかったのに、検索でこのページに来てしまった方は、早速、別のページに移ることをお勧めします。
        
さて、上の画像は、僕が5月に書いた「画像の形式と透過JPEG」という記事の一部分。ここで左にPNG形式の画像を載せ、「…… そこで普通は「PNG形式」の登場となるが、表示できないパソコンもあるし ……」とわかったようなことを書きながら、心の中では、PNGの透過情報が表示できないパソコンなるものは、実はそんなに多くはないと思っていた。僕はブラウザはいつもはFirefoxを使うし、InternetExplorerについても、OSがXPの頃にも「7」が公開されるやすぐにアップデートしていたから、「画像」に興味を持ったこの1年くらいにおいて、自分のパソコンで、PNGがブラウザが原因で透過できないという経験をしていなかった。だから、「PNGの透過ができないなんて、よほど古いブラウザだろう」と考え、まったく調べていなかったのだ。
     
ところが、本日、なにげなくネットで画像関係の記事を見ていたら、「PNGのアルファチャンネルによる透過(半透明)もサポートされていないインターネットエクスプローラ6。 (GIFと同レベルの256色での単色透過は問題ありません) バージョン7でようやく半透明PNGがサポートとなりましたが、他のブラウザと比較して余りにも遅れすぎ…。更にIE7は、Windows Vista、Windows XP、 Windows Server 2003だけですね。これらより古いWindowsには使えません。」という一文(「IEと透過PNG」という記事からの抜粋)に出くわした。 ゲゲゲ! InternetExplorerで透過PNGをサポートしていないバージョンなんて、はるか前のものだろうと勝手に思い込んでいた。
      
僕は、このブログに画像を良く使う。そして、効果があると思ったときには透過させ、その画像形式もGIFよりもPNGを多用している。ところが、僕のブログでのアクセス解析によれば、訪問者のブラウザの比率は以下のとおり。
       
       
「Safari」や「Sleipnir」「Opera」なんかでの対応はわからないが、少なくとも半分近くの人には、僕が「この画像は、こんな風に見えているはず」と思っていたようには見えていないということか。自分の無知が原因とはいえ、これはショックです。
     
たとえば、下のPNG画像。オートバイの周囲は、ちゃんとこの記事の背景色の水色になっていますか? それとも、背景色がグレーの長方形の画像として表示されているんだろうか? InternetExplorerが「7」の僕にはわからない。
      
       
      
      

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2008年7月 5日 (土曜日)

Pixiaの使い方(画像の合成)

       
この記事は、「Pixia」を使って画像の合成や簡単な加工をしようというページです。
       
「Pixia」も2008年5月に「4.2 b」にバージョンアップし、秋には「4.3 d」にバージョンアップしています。2009年2月6日現在での最新版は「4.3 d」です。他の機能についてはわかりませんが、「画像の合成」という点では、「GIMP」にも負けません。メモリ使用量もGIMPよりも少なく、起動が速く、動作も「軽い」のが良い。GIMPとは一長一短があるので、比べてみて、自分の使いやすいものを選択するのが良いでしょう。
       
ちなみに、Pixiaは本来「ペイントソフト」なんでしょうが、僕はその用途には使っていないので、当然ながらわからないので、ここでは書いていません。あくまで「画像の合成」がメインです。なお、この記事は「4.2 b」の時点で書いたものですが、詳しくはわかりませんが、「4.3 d」でも通用すると思うので、記述はそのままにしてあります。
       
        
① 環境設定
       
必要なものをダウンロードします。

「本体」は、下のリンクから。
      
Pixiaダウンロードサイト
       
続いて、「合成」に欠かせないフィルターである「透明色をぼかす」というものを、下のリンクからダウンロードし、そのページの説明にあるように、所定の位置に入れます。
     
「透明色をぼかす」ダウンロード先
       
まず、「ファイル」→「環境設定」。
     
      
「レイヤ」タブで、「デフォルトを倍精度にする」にチェックを入れます。
     
        
「上級設定」タブで、「アンチエイリアス」の「品質優先」にチェックを入れ、「座標スムージング」を最高の「20」にします。
      
       
続いて、「ファイル」→「ツールバーのカスタマイズ」。 お好きなように。
       
      
      
        
② 画像合成の基本
       
まず、下のように、「背景」となる画像と、それに合成する画像を準備します。
        
   
下のように、「背景」画像をPixiaで開きます。
     
       
その状態で、合成するほうも開きます。
     
     
コピーします。
     
      
コピーしたら、もう不要なので、下のボタンから閉じます。 ボタンを間違えてPixia本体を閉じないように!
       
      
続いて、「貼り付け」。
      
       
下の状態になります。
      
      
画面上で右クリックして、「新規レイヤーとして貼り付け」。
          
      
「背景」レイヤーの上に「サンダーバード1号レイヤー」が重なったことがわかります。
     
     
いよいよ「サンダーバード1号レイヤー」から不要な部分を消していきます。
まず大まかに消すために「領域-フリーベジエ曲線」を使います。
      
     
マウスで画面上をドラッグします。
      
     
「領域」が範囲指定されました。
       
     
「領域」→「領域の反転」。
      
       
「編集」→「削除」。
      
     
この段階で、「領域」はまだ指定されたままになっているので、「解除」します。
      
      
次の作業をしやすくするために、下のボタンを押して「背景レイヤー」を見えなくします。
       
      
「フリーハンド-補間」を選択します。
      
     
「消しゴム」を選択します。
     
     
マウスで画面上の不要な部分を消していきます。
       
       
作業をしやすくするために、下のボタンから拡大します。
      
      
この作業で重要なのは、「ペン先」の種類と大きさです。
      
      
「大きさ」を自分で作ります。 下のボタンをクリックします。
       
     
「編集」を選択します。
         
      
「ブラシサイズリストの編集」画面で「追加」を選択し、「ペン先サイズ」で好みの大きさの数値を入力し、「OK]を押します。
      
      
とりあえず、「小さなもの」「大きなもの」を作っておきましょう。
       
       
「ペン先」を使い分けながら、丁寧に消していきます。
    
      
消しゴム使用が終わったら、見えなくしていた「背景」を見えるようにします。
      
     
完成したら、保存します。
「ファイル」→「名前をつけて保存」。
      
      
画像形式を選択します。
「標準(.pxa)」で保存すれば、レイヤー構造を保ったまま保存できるので、あとで編集することができます。通常の画像として保存するなら、一般的な用途には「.bmp」か「.jpg」です。
     
      
完成です。
      
      
      
      
③ レイヤーの操作
        
何枚も「背景」を入れておいて ……
     
       
不要なものを見えなくすれば ……
     
      
背景は、すぐに切り替えることができます。
      
       
レイヤーの重なりの順番を変えることもできます。
下のようにマウスでレイヤーをドラッグすれば、同じように裴景を変更できます。
      
     
レイヤーの「移動」をやりましょう。下の画像を合成します。
     
      
パソコンの「Ctrl」キーを押しながら、マウスでドラッグすると、移動できます。
     
     
PixiaがGIMPに劣る大きな欠点として、レイヤーの回転や拡大・縮小ができないことが挙げられます。回転や拡大等は、「新規レイヤーとして貼り付け」を行う前に実行しなければなりません
     
     
「拡大」は、四隅の□をマウスでドラッグします。
      
      
「回転」は、下のように□をマウスで操作します。
       
       
拡大や回転をしたあとで、「新規レイヤー」として貼り付けます。
貼り付けたあとで不要な部分を削除します。
       
      
続いてレイヤーの「状態」を変えてみます。
下の画面辺りで右クリックします。
      
     
「設定」をクリックします。
      
     
一般的には「重ねる」ですが、変更することで、いろいろな効果を使えます。わりとよく使う機会があるのは、僕の場合は「オーバーレイ」です。
      
     
レイヤーの「濃度」も調整できます。
100%より下にすると、下にある背景が透けて見えてきます。
      
    
同じように右クリックから「複写」を選択すれば、同じレイヤーを増やすことができます。
      
      
      
     
④ 部品庫の活用
       
「編集」→「部品庫から貼り付け」を選択します。
     
     
使う「部品」を選択して「OK」を押します。
       
     
「部品」が画面上に現れるので、右クリックから「新規レイヤーとして貼り付け」を行います。
なお、「拡大」「回転」をする場合は、前述したように、貼り付ける前に実行します。
      
      
この「部品庫」が便利なのは、「部品」を自分で作れるからです。
        
お気に入りのオートバイを部品にしてみましょう。まず、画像を開きます。
            
      
消しゴムで不要な部分をすべて消します。
      
     
「編集」→「部品庫へコピー」。
      
      
部品の名前を入力して「OK」を押します。
      
      
さっそくこの画像に部品を使ってみましょう。
      
      
さっき作った部品を選択します。
      
     
お気に入りの画像をどんどん部品にしておくと良いでしょう。
      
      
      
     
⑥ 文字入れ
        
文字入れはこのボタンから行います。
      
      
この画面で、いろいろな設定をします。
文字の色はパレットで選択します。
      
    
文字も「新規レイヤーとして貼り付け」から貼り付けます。
      
     
回転させる場合には、他のレイヤーと同じように、「新規レイヤーとして貼り付け」を行う前にやっておく必要があります。
      
     
Pixiaでは、文字の「縦書き」ができます。これは、GIMPには無い機能なので、大きなポイント。
     
     
「色」をグラデーションにしておけば、文字に効果をかけられます。
     
       
      
     
      
イラストに多いのですが、下のように、背景が均一な色(ここでは「白色」)の画像があります。こういう画像を合成する場合には、「消しゴム」を使う必要はありません。
     
     
「新規レイヤー」として貼り付けます。
     
    
「領域-閉領域」を選択します。
       
     
白い色の部分(削除する色)で、クリックします。その色が選択されます。
        
      
選択されたので、「編集」→「削除」で削除します。あっというまに合成ができます。
        
    
この作業のポイントは、選択する色の「しきい値」の設定です。
下の「範囲」の値を大きくすると、選択する色の境界が広がります。
       
     
     
     
⑧ 綺麗な合成のコツ
        
① 拡大して作業する
      
細かい部分を作業するときは、拡大して行います。この「拡大率」も自分で作ることができます。
    
     
「ルーペ」を使うというやり方もあります。
     
      
右下で設定して作業します。特に、「境界線」をクリックすると、1ピクセル単位での作業がやりやすい。
     
      
     
② 合成する境界をぼかす
      
「消しゴム」の「ペン先」には、境界をぼかすタイプとぼかさないタイプがあります。
「ここで画像を合成する」という境界線は、ぼかしたほうが、背景画像に良くなじみます。
      
      
別のことをやってみましょう。
下のようにボールの画像を新規レイヤーとして貼り付け、「領域-閉領域」の選択から、白い色を削除したものがあるとします。
      
      
境界線が残っています。
      
    
次の作業のために、「領域(選択)」を解除します。
      
     
「フィルタ」を選択します。
      
     
まず、「透明色」→「透明色を痩せさせる」を実行します。
     
      
続いて、「透明色」→「透明色をぼかす」を実行します。これがこの記事の最初に追加でインストールした機能です。
      
      
このようにして、綺麗な合成ができます。
       
      
      
     
⑨ 関連記事
       
以上で「Pixia」を使っての画像の合成の記事は終了します。以下のボタンは、画像関係の関連記事へのリンクです。
僕はどちらかといえば「Pixia」よりも「GIMP」を多く使うので、「GIMP」については、画像の合成だけでなく、色の調整やグラデーションの作り方、マスクの使い方等についても少しですが書いてあります。よかったら参考にしてください。
        
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